キボーの石はコクー達が住む街に伝わる伝説の石で、かつて終わらない戦いを嘆いた精霊が人間達のために作ったと言われている。その石のために更なる悲劇を招いた歴史があるが、現在その事を語る者は少ない。

キボーの石は遺跡の形をした場所に、誰の手にも触れられないよう封印されていると言われており、コクーの父親がその遺跡を見つけたらしい。コク−はその話を信じているが、石自体の存在もただの噂だと言う者の方が多い。

 
 

 
 

コクー達が住む平和な街。かつては妖獣との激しい戦いが続いていたが、ルーグ(聖職者)達の功績で現在の平和を手に入れた。

街のシンボルは高台に立つ教会と町中に放射線状に張り巡らされた高架の鉄道線路。家と家の間をすり抜けるように電車が走り、人々は線路の上に洗濯物を干したり、鉢植えを置いたり、時には線路上を散歩したり、生活の1部となっている。

 
 

 
 

かつてはどの世界でも人間と妖獣との激しい戦いが続いていた。現在も戦火の渦中にある街や国が多く、妖獣を退治する事を生業としている人間もいるくらいである。そういう意味で、平和を保つコポリの街は珍しい場所だと言える。

『精霊』は姿を持たない存在で、全てが「善」である。卑怯な者を嫌い弱い者に協力する。

『妖獣』には「善」と「悪」の両方が存在し、「悪」の方が知能が低い場合が多い。「善」の妖獣で能力の優れた者はルーグと契約を交わし、聖獣となって守護に付く。契約を交わし聖獣になった者は体のどこかに刻印が出る(フ−は額に出ます)。

『ルーグ』は生まれながらに聖職者の能力を持った者で、能力は各々異なる。天賦の才であるので訓練でルーグになれる訳ではないが、潜在能力の高い1部の人間はルーグが精錬した武器を使う事でルーグと同等の力を持ち、「退治屋」と呼ばれている。妖獣と対等に戦えるのは彼等のみだが、平和な場所では教会に勤める場合が殆どである。

 
 

 
 

コポリの街から丘を挟んで存在する森。妖獣達が住む森で、街とは完全に住み分けが出来ている。住んでいる妖獣達は大人しい者が多いが、彼等の出す妖気のせいで、森に入ると方向感覚を失ったり精神的な異常を起こす事があり、滅多な事では近付いてはいけない場所とされている。

ルーグの血を持つルチルはこの森に入る事が可能で、薬草を取りに入る事がある。フーを見つけたのも仕事の途中だった。コクーも動植物との意志疎通が出来るため、森で迷う事はない。

 
 

 

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