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「いいかい、コクー。あの石は本当にあるんだ。でも石の使い方を間違っちゃいけない。」
それがコクーの父親、考古学者でコクーが幼い時に逝ってしまったグリオの口癖。

コク−達の住むコポリの街。今はとても平和で穏やかな街ですが、多の街と同様に、昔は人間(ここでは全て動物体型)と妖獣との争いに絶え間がありませんでした。平和な街こそ、辛い過去を持っているものです。
主人公コクーは明るく活発で正義感が強く優しい少年です。幼い頃、大好きな父親を失いました。何故死んでしまったのか、母親は詳しい事を話そうとしません。父親はいつもコクーに伝説の「キボーの石」について話してくれました。その石は人々の願いを何でも叶えてくれる希望の石だと.......。しかしその石の本当の使い方を決して間違わないように、といつも念を押されていました。
街の人達はいつも明るく賑やかです。鉄道の発展に伴って栄えた街で、街中に高架の線路が張り巡らされているのがこの街の特徴。そして街の中心にはルチルの父親が司祭を勤める立派な教会があります。
この街が今のような平和を獲得したのは彼の家系と彼自信の力だとも噂されていますが、この事を詳しく知る人は余りいません。それよりも街の女性達はこのハンサムな司祭の噂話に熱心です。
さて、コクーは今日も鉄道整備員の叔父さんの手伝いもそこそに、石探しに出掛けます。街の人はこの石の存在を信じていないし、父親の事もホラ吹きだと思っていました。コクーは父親の汚名を晴らすため、そして"ある望み"を叶えるために、毎日石探しを続けるのです。幼馴染みのルチルとフーを巻き込んで........。
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