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その2
「コクーとキボーの石」は「筒井のキャラクターが3Dになって、しかもそれが動いて喋って物語を綴ったらどうなるか」という具体例を見せる事を目的として作ろうと思ったのが始まりです。
構想4年、紆余曲折がありましたが素晴らしいスタッフと知り合えた事で、当初の目的以上の作品が出来上がりました。「アニメーション制作」という共同作業は私にとって、物凄く大切な重要な経験になったと思います。出来上がった作品も素晴らしいものですが、それ以上に目に見えない大きなものを沢山手にしてしまいました。ああ、どうしましょう(笑)。
改めて、この作品に拘わって下さった全ての人に感謝の意を述べたいと思います。

短編アニメーションを作るのには、まず「絵コンテ」というものが必要です。私はこれまで1度も作成した経験がなかったので見よう見まねで作成しました。勿論、そのままでは全く使い物にならないので(^^;)、監督の北田さんが1から作り直して下さったのですが、そこで本編とは若干異なる設定なども加えられています。この作品を初めて見た人が疑問に思ったり理解出来ない事がないように、話を整理しておく事が必要だったからですが、制作者である私は当然ながら全てを知っているので、ついつい独り善がりになってしまうんですよね; 第3者の立場に立って考える事が本当に大切な事を思い知りました。
さて、この物語のテーマでもある「キボーの石」。これは勿論「希望」の意味ですが、発音はちょっと違います(実際はアニメーションを見て下さいね)。望みをなんでも叶えてくれる力があれば、誰でも欲しいと思うでしょう。でも「本当に自分の願いを叶える力は自分自信が最初からちゃんと持っている」。それがこの物語のメインテーマなんです。

当初、3分程度を予想していたアニメーションは結果的に7分を超える大作になってしまいました。個人的には北田さんのこだわり抜いたプロ魂の賜物だと私は思ってます(^^)。とにかくキャラクターが可愛い。自分で言うのも何ですが(笑)、とにかく愛らしいのです。彼等は本当にくるくると良く動きますので、是非細かいところまでじっくり見て欲しいです。
次に音楽。これは私の中に殆ど具体的なイメージがなかったので、コンポーザ−の後藤さんは相当大変だったと思います。が、とてもコミカルで独創的で可愛らしいこの作品にピッタリな曲と、
場面の展開を盛り上げるのに書かせない効果音を付けて下さいました。
最後に声。やはりキャラクターに命を吹き込む大事な役目はプロの声優さんである畠山さん、高野さん、野島さんが見事に演じて下さいました。初めて体験したアフレコ現場はそれはもう感動のるつぼ。コクー、ルチル、フー、グリオが息をし始めた瞬間でした。

アニメーション全体の背景は2Dなんですが、これは全て私が書きました。背景画の作成がこんなにも大変な作業だなんて、今まで誰も教えてくれませんでしたよ(涙)。最後の方は方向感覚が分からなくなり、どっちに何があるのか監督に馬鹿みたいに繰り返し聞いてしまったり....; でも苦労の甲斐あって私のテイストが前面に出た作品になりました。全て3Dだったら「どこが筒井の作品なの?」って言われてたかも知れませんからね(笑)。
この作品はもともと営業用ツールとして利用するだけの目的でしたが、誰の目にも止まらないのでは実に勿体無い出来映えなので、1人でも多くの人に見てもらえるよう、積極的に働きかけて行こうと思っています。作品に興味をもたれた企業の方、映像を公開させて頂ける方など、是非ご連絡をお待ちしています(詳しくは「企業の方へ」を御覧下さい)。
最後に、ダイジェスト版を見た方の感想もお待ちしています!
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